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「ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!!」を読んで思ったこと

読書

 前々から欲しいなと思ってた本が手に入ったので感想でも描いてみようと思います。

 それで手に入れたのがこの「ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!!」。これはComicWalkerで連載されていた作品で、作者はアニメのコミカライズも担当されていた才谷屋龍一さんです。もうすでにコミカライズは買っていたので作者買いというのもありますが、ガルパンの世界が少しでも広がるならと思って買いました。

 なんというか恥ずかしいのですが私は映画館でガルパンを見るためにアニメを見てハマった口なのですが、これを読んで映像だけでなく漫画でも心躍るものなんだなぁと素直に感じましたね。

 

感想

 時系列的には聖グロリアーナと全国大会、サンダース校との間に位置するマジノ女学院との練習試合というサイドストーリーです。1巻はマジノ女学院側のシナリオが描かれ、2巻から大洗との練習試合が始まります。

 大洗は西住みほと、マジノ女学院はエクレールという二人の主人公が全国大会優勝に向けての双方の思惑を砲でぶつけあうもので、いろんな成長があるのが見どころかなと思いました。

 みほはしかける側ではなく受け身の態勢をよくとっているのが私の個人的な印象です。ただ今回の試合では、マジノ女学院の伝統であった防御主体の戦術と踏んでセオリー通り包囲戦をしかけます。しかしエクレールの改革によって機動力重視の戦術に様変わりしたマジノ女学院に逆にしかけられてしまうのです。

 この辺りは大洗全体だけでなくみほ自身にも未熟さがあるような描写で面白かったですね。思わぬ反撃を食らった大洗は一時統制を失い、みほも指示できずパニックになる様はまさしく無名校の大洗といったところです。

 みほも市街戦や局地戦を得意としていますが、やっぱり劇場版やこれを読む限りセオリー通りの戦闘というのは大洗的にもみほ的にもぴたっとはまっていないような気がします。そもそも大洗戦術方針はみほが全てというわけでなく河島桃や他の隊員の気持ちを汲むことを重くとっている上に、戦場での盤面次第で行われるアドリブから勝ち筋を生み出しているので、と考えると大洗って伝統がない分好きなように動けるのがいいのかもしれませんね。

 みほは機動力でも奇襲戦でもエクレールの上を行きます。みほの西住流は各車両の個性を生かして、有用な駒として最大限に活用することだと個人的に感じます。単純に戦況把握し続ける脳があるだけかもしれませんけどね。

 と大洗がマジノ女学院に一太刀報いたところで…というところからエクレールの反撃が始まるのですがこれは正直、辻褄合わせかなぁと思うところはあります。あのみほが全周警戒しながら2両、それも三突を撃破されるなんてありえない気がしてなりません。

 ただ大洗一の火力を失って、今度は1年生チームと生徒会チームが活躍するのはファンとして嬉しかったですね。最大戦速といわんばかりに目まぐるしく双方戦い合うのは漫画の中なのにとてつもない疾走感を感じました。会長も「ここからが本番かもねー」と言ってましたがまさしくそうでしたね。というかそれにしても柚ちゃんの運転技術が実は麻子に並ぶんじゃないかという私の持論もこれで深みを増してきましたね、これで。

 

 才谷屋龍一さんは戦車の造形がとても綺麗で、動いているのを絵で見るだけでも感動します。ストーリーライン的にもそこまで難しいところはないですし読みやすい一作だなと感じました。また明日ぐらい読みなおしてみたいと思います。

 

 

ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!! (2) (MFコミックス フラッパーシリーズ)

ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!! (2) (MFコミックス フラッパーシリーズ)